秀平鍛刀道場火入れ式

長野市地域おこし協力隊、信更地区担当の窪美です。

不定期に「信更町の紹介」として、動画をアップしていきたいと思います。

今回は、昨年信更町に移住された刀鍛冶の根津 啓さんの工房
「秀平鍛刀道場」での火入れ式の様子を紹介します。

(火入れ式は去年の11月に行われたものですが。。)

この動画では、みずへしという、刀の材料「玉鋼(たまはがね)」を熱し、
薄く打ち延ばす作業をされています。

玉鋼を叩く音が厳かな音楽のようで感動!!

しかし、坂城町の宮入鍛刀道場で修業された根津さんが、
どうして信更町に移住してきたのかが疑問だったのですが、
直接お会いしたときに質問をぶつけてみました。

どうやら刀を作るにあたっては、大量の炭、
それもバーベキューなんかに使われる広葉樹の炭ではなく、
松の炭が必要なんだそうです。

信更町には多くの松が自生している上、炭焼き小屋もあったため、
刀を作るにはうってつけの場所だったとのこと。

昨年、第6回「新作日本刀 研磨 外装 刀職技術展覧会」の
作刀部門で経済産業大臣賞を受賞した根津さんには、
「信更町を日本刀文化の発信拠点に」という期待が高まります。

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