長野市地域おこし協力隊、信更地区担当の窪美です。
すっかり冬本番という気配の漂い始めた11月ですが、
過ぎ去った夏を懐かしんで、8月の活動報告です。
■8/4(木)~8/17(水)国際ワークキャンプ信更2
信更町で開催する始めての国際ワークキャンプ。
(ゴールデンウィークの日本人限定の第1回を加えると2回目のワークキャンプ)
『本当に外国人なんかが来るのか?』
といった疑問の声もちらほら聞こえてきましたが、
この合宿型のボランティア活動に、
台湾、エストニア、メキシコから外国人4名が参加。
日本からも5名が加わり、計9名の参加者となりました。
高野地区のトレイル(遊歩道)、竹林整備を始め、
涌池地区の山のジャム屋さんのブルーベリー畑、
赤田地区のりんご農園、高野地区のワインぶどう圃場、
氷ノ田地区の交流農地(水田)での農作業といったワークに
取り組みました。
詳しくは、また別記事でアップする予定です。
■8/20(土)自然耕塾 第8課程
午前中は講義。
稲刈りに備えて、田んぼの水を落とすことを落水と言います。
本当は、刈り取りまで水を張っていた方が美味しいお米になるそうですが、
現在主流となっている機械(コンバイン)による刈り取りを考えると、
田んぼの土壌をしっかりと固める必要があります。
高山村では、例年8月25日以降に落水しているそうです。
他には、イネの登熟(開花・受粉後にイネの種子が次第に発育・肥大すること)、
刈り取りの適期や玄米の保管方法についても説明がありました。
午後は、田植え後、約90日が経過した水田の見学。
8月5日に出穂期(約半数の茎が出穂する時期)を迎えたとのことで、
不耕起栽培のイネは下の葉も青々としていました。