長野市地域おこし協力隊、信更地区担当の窪美です。
11月5日(土)、「信更の学校を考える会」の方と一緒に、
伊那市立新山小学校の視察に行ってきました。
当日は、「地域公開参観日」ということで、
まずは授業の様子を見学。
当日の様子は、
伊那市の地域おこし協力隊の方が書かれているブログでご覧いただけます。
新山日和 伊那市新山地区での里山日記
「新山小学校 地域公開参観日 ~ちっちゃな学校で でっかい夢を」
その後は、近くにある新山集落センターに場所を移し、
新山定住促進協議会の方たちから、
地域の取り組みについて説明していただきました。
新山小学校は、平成21年4月から小規模特認校としてスタート。
児童数29名のうち、10名が通学区域外から通う子供たち。
ちなみに、小規模特認校の場合、
通学区域外から通う子どもの送迎は保護者がする必要があります。
少人数ならではの特色を生かし、
地域とのつながりを重視し、英語教育にも力を入れています。
新山地区の最大のウリは、昭和22年から行っている
子どものいない家庭もPTAに加入する全戸PTAという仕組み。
子どものいる家庭だけでなく、
全住民が学校を全面的にサポートしていこうという取り組みです。
以前は、子どものいない家庭の方が
PTA会長をされていたこともあったそうです。
他にも地域がしっかりと学校をサポートしていると感じたのは、
地域住民の有志が通学区域外から通う子供たちの送迎ボランティアを
しているということ。
(毎日ではなく、保護者の都合が悪い時だけ)
とても参考になる取り組みを見聞き出来た視察でした。
新山小学校の先生方、新山定住促進協議会の方々、
色々とありがとうございました!!
最後に集合写真をパチリ。